叡智は徳である。それは最高の善である。

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ワールドカップも終わり皆様もやっとゆっくり寝られると安心されている事と思います。 ええ、私もそう思ってます。

しかし今月末にはギネスインターナショナルカップがあり、試合開始が日本時間で平日の朝9時とかなんとか...。

昨シーズンは不甲斐ない成績に終わり、監督にインザーギを招聘して新体制をついこの間発表しました。

その中で私が今最も興味のある人事について書いてみます。



◎セットプレーの魔術師

昨今のサッカー界ではセットプレーの重要性については多くの議論をされています。 現代サッカーでセットプレーからの得点は少なく見積もって20%ほど。そこからの一連でのプレーからの得点を含めると30〜40%を占めるというデータもあります。

もしセットプレーでの得点が増えて失点が減る事になればどれだけの勝ち点につながるかは想像に容易い事です。

今回の新体制でのコーチ発表で目を疑いました。 そこには「セットプレーテクニカルコーチ ジョバンニ・ヴィオ」という名前が書かれていたのです。

ヴィオには2年ほど前から注目していました。 私は彼の入閣が今年一番の目玉になるのではないかとも思っています。 彼は現在セリエでは唯一のセットプレー専門コーチ。

ミランの弱点を武器に変える可能性のある人物なのです。


◎23ゴール

ここ数年、ミランがセットプレーから得点することはあまり多くありません。 それに比べて失点は数多くあります。

12-13シーズン欧州で最もセットプレーでの得点を稼いだチームがセリエにあります。 そこはフィオレンティーナです。

モンテッラ監督の元、新しいチャレンジを積極的におこなっていたヴィオラはセットプレー専門コーチを招聘しました。コーチングライセンス講座で知り合った二人は意気投合し、仕事を共にすることになります。

その結果が23ゴールという数字でした。

昨シーズンのチーム得点王はバロテッリで14点。 まぁこれは少なすぎますが、重要な補強であるということは理解できます。


◎6000

ヴィオには無数の引き出しがあります。 そのパターンは6000通りとも言われています。本人も実際の数字はわかっていないようですが。

ミランのセンターバックにはラミやサパタ、今シーズンから加入するアレックスといったフィジカルに優れた選手がいます。

彼らにセットプレーからの得点が増え守り方を覚えたとしたら、そんなに素晴らしい事はないでしょう。

ヴィオはインザーギが惚れ込んで入閣をミランに直訴したそうです。 これだけで来シーズンをワクワクできますね。


◎セットプレーとはサッカーとは別な競技である

サッカーは常に止まることなく動いてるものです。 その中でも特別な瞬間、ボールが止まっている時がセットプレーです。 そこから先は皆で意識を共通させてプレー出来ます。 これが通常とは大きな違いですよね。

彼のインタビューから少し抜粋します。

「コーナーキックを例に取れば、ボールが放たれてからエリア内に達するまでの時間はおよそ0.3〜0.4秒。さらに、エリア内に到達したボールを味 方が捉えた瞬間から起算して、そのシュートに反応するためにGKが必要とする時間がおおよそ0.4〜0.5秒とされる。したがって計0.7〜0.9秒のう ちの0.3秒ほどを削ればGKは反応出来なくなる。」

削るとはGKの視界からボールを消す事。 これはもちろん一例ですが、このような理論が彼の中にたくさんあります。

これが最先端の戦術だと私は思います。



新体制になり、選手たちはすでにシーズンインしています。 選手の出入りも多く発表されています。

様々な改革が行われています。 数々の栄光を勝ち取った過去に戻りましょう。

FORZA MILAN !!!

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