2012年12月アーカイブ

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*ミランは113周年を迎えました。ミランは世界でもっともタイトルを獲得しているチームです。
そして会長であるベルルスコーニはもっともタイトルを獲得した会長です。素晴らしい歴史ですね。


ミランはこの試合で4連勝を達成しました。スタートの全然上手くいっていなかった時期からかなりの好転を見せています。デヨンクが前試合でアキレス腱を断裂する大怪我を負ってしまい、今シーズンが早くも終了してしまいました。かなり良かっただけにチームへの影響が心配でしたが、この試合ではあまり問題はなかったように見えました。
今日は試合の中で良かった所と先日のミラン経営陣の発言を中心に書いてみます。

◎調子の良いロビーニョ
この試合で良かったのはロビーニョです。珍しく調子が良さそうでした。攻撃時にロビーニョから仕掛ける事が多く、ボールが多く集まっていました。61分でボアテングと交代するとペスカーラに押し込まれるシーンが増えたという点でも、彼のプレーがミランに与えていた影響は大きかったのがわかります。もう試合が決まってしまった後だったのもありますが、攻撃面では大きな起点になっていました。この冬に移籍話が出ていますが、今日のプレーがコンスタントに出来るのであれば残って欲しいですね。しかしそれはこの2年半で出来ない事がわかっているので新しい血を入れて欲しいと個人的には思っていますが。

◎素晴らしいショートカウンター
81分のエルシャーラウィのゴールシーンがとてもよかったです。これは中盤の高い位置でボアテングが競り合いからボールを奪い、DFラインの裏へ出し、パッツィーニが折り返してエルシャーラウィが決めたものですが、ボールを奪ってから2本のパスでゴールへ結びつけました。こういうゴールが増えてくる事はとてもいい事です。CLではこういったシーンからしかゴールを奪えない事も多く、大切な戦術の一つであると私は考えます。今後もっと増えて欲しいですね。
ボアテングは視野が広く想像力もあるので、こういったプレーの起点になれる選手であると思います。その想像力に周りの選手達が絡めるとこういった得点は増えるでしょう。ボアテングは現在プレーに迷いが見えます。こういった事で打開していって欲しいですね。

◎ミランとディズニー
先日ミランの取締役である会長の娘、バルバラ・ベルルスコーニが今後のミランをディズニーのような存在にしたいと発言しておりました。スタジアムは現実を 忘れさせてくれる場所。実際ドイツのスタジアムは空間作りが上手いと聞きます。そうなったらスタジアムは常に満員になるんでしょうね。フットボールファンというのは周りが見えなくなる位フットボールに没頭します。だからこそ現実を忘れさせてくれる場所であり続けて欲しいですね。
日本人である私としてはアジアマーケティングにもっと力を入れて欲しいです。マンチェスターユナイテッドのようにアジア支局を作ってマーケティング戦略をもっと広めて欲しいです。グッズや宣伝、コラボレーションなどをもっと積極的に行ってくれれば我々ももっと楽しめるでしょう。バルバラさんはそういった事が得意そうなので頑張って欲しいです。
こういった経営理念は大好きなので応援したいですね。


4連勝と波に乗れたミランは次節が今年最後の試合となります。
そこでアウェイのローマ戦と難しい試合ですが、ここを取れればCL出場権内が大きく近づきます。
年内最後の大一番に期待しましょう!!!

FORZA MILAN !!!
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*得点ランキングトップの12点。この試合でもドッピエッタ。10月に20歳になったばかりの若者がミランでここまでの活躍をするのは嬉しい事ですね。

難しいカターニャでのアウェイを勝利したミラン。今シーズンカターニャで勝利したのはミランとユベントスのみ。さらに逆転での勝利という大満足の結果ですね。1点目のエルシャーラウィのゴールはオフサイドでしたが、ミランにツキが味方してきたという事でしょう。今日はこの試合でのミランの良し悪しと審判について少し書いてみたいと思います。

◎ムラ
この試合のミランの立ち上がりは悪かったです。ユベントス戦の様な集中がなく、なにがなんでも勝利するんだという気迫はなかったです。そのままのペースでズルズルいってしまい、前半はカターニャのゲームになってしまいました。このムラがあるのが今のミランの問題です。選手のモチベーションコントロールをもっとしっかりして欲しいですね。後半に退場者が出てからはミランペースになっていましたが、もし退場者がいなかったりオフサイド見逃しなどのツキがなければこの試合は落としていたかもしれませんね。勝利の陰には問題が隠れているもんです。

◎機能してきた攻撃陣
ユベントス戦の時の様な前線の流動性はなかったものの、開幕当初よりもバランスが良くなってきました。エルシャーラウィはこの試合で対策を取られていたにもかかわらず、それをものともせずに結果を出しました。本当に頼もしい。決定的なチャンスも得点シーン以外で3回位ありましたし、チームが機能してきましたね。
今後ロビーニョに変わってボージャンが入ったりするでしょうし、人が変わっても同じようにプレーできるかどうかが今後の課題ですね。もっともっとバリエーションが増える事を期待しましょう。

◎5人制審判は失敗
現在セリエには5人の審判がピッチにいます。これが現在セリエでは多くの議論を呼んでいます。ここでは私の意見を書いてみたいと思います。
私は現在の状況を見るとこれは失敗だと思います。審判を増やしたことで判断の基準がバラけてしまい、以前よりも誤審が増えているように思います。イタリア人は責任を取る事を逃げる性格の人が多い文化があるようで、人数が増えてしまった事で判断が他人任せになっているように思えます。
もともとフットボールの審判は判断が非常に難しいです。プレースピードが上がったことでジャッジがそれについていけないのが現状です。私はもともと審判の増員に対しては賛成派でしたが、このような状況が起きてしまうと考え直さなければいけないですね。これに対処するには5人に慣れるしかないようにも思えますけどね。5人の責任の所在をはっきりとさせれば解決に繋がるのかもしれませんね。なんにせよもう少し試行錯誤して欲しいです。


今季初の連勝!!
ここから2試合は今季昇格組との試合です。しっかり勝ち切って結果を残して欲しいですね。
次も頼むぞ!!

FORZA MILAN !!!