2012年10月アーカイブ

vs ゼニト CL GS 2

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*記録はオウンゴールだけど大喜びのパッツォ(笑)

日にちが大分経ってしまいましたが一応まとめてみました。
この試合はレガカルチョのミラン戦では滅多に見られないオープンな撃ち合いになった展開でした。大体の対戦相手は守備を固めてのカウンター狙いになりますからね。両チームともにスタッツはほぼ互角の非常に面白いゲームとなりました。前節(パルマ戦)で上手くいった4-2-3-1を使いましたが、これがまた良かったです。このシステムの良かった所を中心に書いてみます。

◎フッキが怖かった・・・
今年も大金を投入して補強をしたゼニトですが、やっぱり目玉はブラジル代表のフッキでしょう。若いころにJリーグにもいたこの選手は、強靭なフィジカル、スピード、テクニック等どれを見ても一級品の化物です。彼は移籍して間もないこのチームで、早くも中心選手になっていました。ゴール近くで仕掛けてくるこの選手の存在感は凄かったです。常に得点の匂いを出していました。
そんなフッキを擁するゼニトは試合開始早々こそ大人しかったものの、前半終了間際から試合終了まではとても積極的でした。正直どっちに転がってもおかしくないような試合内容でしたね。

◎現時点でのアッレグリの答え
この試合のミランは4-2-3-1を採用し、とてもスペクタクルな試合を魅せてくれました。トップにはボージャンを置き、その後ろに左からエルシャーラウィとボアテングとエマニュエルソン。2ボランチにはデヨンクとモントリーヴォ。面子を見ても解るように非常に攻撃的な布陣です。
しかし、この試合では全員がハードワークをしていました。ボージャンを含めた攻撃陣の4人が前線からしっかりとプレスをかけて追い込み、コースを限定させてから人数をかけて高い位置でボールを奪う。そこからショートカウンターを狙うのですが、攻撃陣にアイデア溢れる攻撃が多かったです。
前線にロングボールを入れる時には競り合いに強いボアテング目掛けて放り込み、パスで崩そうとするときはボージャンが低い位置まで戻ってきてパス回しに参加する。ボージャンがかなり戻ってくるため、前線とDFまでが非常にコンパクトになる為にパス回しも比較的上手くいっていました。
ミランの前線の攻守の切り替えが早い為にカウンターにもなりにくく、このシステムは大変有効的でした。守備面での課題が見えましたが、それも崩されたのはフッキのみだったので大目に見ましょう。

◎課題のセットプレー
ミランには攻守ともセットプレーに弱いという弱点があります。
ここに関しては早くアッレグリに修正して欲しい所です。セットプレーは現代のフットボールでは肝になる部分ですので何とかしないと厳しいでしょう。今季の失点はほぼセットプレーからです。それに対してセットプレーからの得点は非常に少ない。どう考えてもこれは問題ですね。
現代フットボールでは総得点の4割近くがセットプレーから生まれていると言われています。直接入るものとその後の流れからも含めてですが。ここを修正する事が今後のミランの課題ですね。


この試合でエルシャーラウィはCLでのミラン最年少得点者になりました。彼の活躍は見ていて本当に微笑ましいですね。あまり明るい要素のない最近のミランの中では、数少ない楽しみな所です。今後も期待しましょう!

FORZA MILAN !!!