2012年9月アーカイブ

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*今季サンシーロでの初勝利!!
 内容はともかく、今は結果のみを追求する時期なんです!!


苦労して、苦労して、やっと手に入れた今季2勝目。
そして今季サンシーロでの初勝利。インテルもサンシーロではいまだに未勝利だそうで、何かの呪いなのかなこれは。ガラガラのスタンドを見ているととても切ない気持になります。
今日は駄目駄目だった内容と選手達について書いてみます。

◎明暗を分けた決定力の差
この試合、ミランとカリアリはボールポゼッションがほぼ互角。シュート本数、枠内シュート、チャンスの数までほぼ互角。数字をみても内容を見てもどっちが勝ってもおかしくない試合でした。しかし、結果は2-0。これはFWの質の差でしかありません。
試合の入り方は若干ミランの方が良かったですね。カリアリは後手後手の守備偏重になってしまっていました。攻撃の形も作れずにカウンターで様子を窺う。ただ、時間を追うごとにカリアリの粘り強いディフェンスが功を奏してきます。モントリーヴォとパッツィーニを重点的にマークし出し手と貰い手のコースを消すと、次第にミランのミスが増えてきます。特にモントリーヴォを狙われ、パスやトラップを狙われ続けていました。パスのつながらないミランはポゼッションを取れずに終始守備に追われてしまいます。相手のミスに助けられて無失点ではありましたが決定的な場面を何度も作られていました。本当にどっちに転んでもおかしくない内容であったと思います。

◎ファラオーネとリッカ
そんな中でもエルシャーラウィーは良かったですね。04-05のバルセロナ時代のロナウジーニョのように、左サイドでボールを受けると多くのアイデアを持って敵陣を崩していました。サイドに張っている為にマークも受けづらく割と自由にプレーが出来ていましたし、パッツィーニがスペースを作ってくれるのでそこを上手く使う事が出来ました。パッツィーニとのコンビは中々良さそうですね。後はアシストが増えてくると良いのですがね。まだまだ伸びしろを感じる選手ですのでそこら辺は今後に期待しましょう。
モントリーヴォはこの試合も駄目でした。ロビーニョと交代する時にはサンシーロはブーイングでしたね。それもしょうがない位のプレーでした。今のミランは中盤でモントリーヴォにボールを集めるので、彼がしっかりしてくれないとどうしようもないのですから。パスもつなげないし、トラップも出来ない。現状では彼に中盤の深い位置をやらせるのは無理なのかもしれないですね。もう次節からはこの選手を見れないかもしれません。早く自信を持ってプレーして欲しいです。

◎4-3-3?
この試合も4-3-3でスタートしました。しかし、ミランは全体的にフリーランが少ないのでこのシステムは難しいですね。パスが繋がらないのも全体的にフリーランがないためにパスコースを複数作れていないためだと思います。ボアテング、アンブロジーニ、ロビーニョがいるとフリーランをしてくれるので良いのですが。それに前線のエマニュエルソンとパッツィーニにアイデアが乏しいために、ゴール前での崩しに問題があります。サイドから中に切り込めるのはエルシャーラウィだけで、その他にボールが渡ると全く期待が持てませんでした。早いとここのシステムの肝であるフリーランや前線でのアイデアの部分を修正しない事には、この試合のような展開が多くなってしまいそうですね。
そしてエマニュエルソンに早く見切りをつけて欲しいです。攻撃のセンスがなさすぎで、彼を活かすためには左サイドバックへのコンバートが一番良いように思えます。アンチェロッティならば間違いなくそうしているでしょう。いずれにしても左足しか使えない彼には多くの期待は出来ませんが。


今必要なのは内容より結果。
内容は今後修正していけばいいのです。とにかく結果を求め続けて、もがいて欲しいです。
今季は本当に難しいシーズンです。もがいてる姿を見ながら、良くなっていく過程を見れたら良いですね。

FORZA MILAN !!
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*才能の開花を感じさせてくれたエルシャーラウィ。この調子で成長して欲しいです。

この試合で一番良かったのがエルシャーラウィ。今のミランの救世主となりえるのは彼しかいないでしょう。この試合の注目点は残念ながらそこだけでした。
今回は戦術的な所と、初出場のサパタに関して書いてみようと思います。

◎手探りの戦術
今回アッレグリが用意した戦術はショートカウンターでした。相手が3バックだったのでサイドのスペースを利用するためにエルシャーラウィとエマニュエルソンをサイドに張らせて、中央でボールを奪った後にモントリーヴォへ繋ぎ、そこからワイドな展開をすると言ったものです。これは見ていて大変有効な戦術に見えました。
しかし、計算外だったのはモントリーヴォの調子の悪さ。長短のパスがことごとくカットされていて、完全に足をひっぱてしまっていました。この戦術の肝は彼のパス精度にあるのですがそこが駄目でした。開始から20分ほどまでは上手くいっていたのですけどね。中盤でボールを奪うという明確な意思もありましたし、モントリーヴォさえしっかりしていればもうちょっとチャンスを作れていたのかなと思います。

◎辛い初陣
この試合で初出場だったサパタですが、辛いデビューになってしまいました。イエローカード2枚で退場してしまい、チームに迷惑をかけてしまいました。プレー的には悪くなかったように見えました。背が高く空中戦に強くてカバーの意識もあり、安定感も多少あるように見えました。この試合ではウディネーゼのラネギエという高身長で空中戦に強い選手をマークするために起用されたのでしょうが、マークがずれてしまった所を失点してしまいました。その場面ではメクセスがマッチアップしていたのですが、メクセスでは勝てませんね。その後も2枚目のイエローの時にPKを献上してしまいました。ただ、今後も使われそうな選手である気はします。もう少し見てみたいですね。

◎覚醒?
エルシャーラウィはここ数試合で出場した時には常に高いパフォーマンスを見せていましたが、この試合ではそれが実を結びました。いつものようにシュートの意識が強く思い切りの良さもあり、素晴らしいミドルをぶち込んでました。これをきっかけに今後の試合でも結果を残して欲しいですね。現状のミランでは唯一可能性を感じる選手です。今後のレガカルチョの中でミランが浮上するためには彼の覚醒が絶対に必要です。2ケタ得点が出来ると大分助かりますね。


シーズン開始から1勝3敗1分とかなり出遅れているミランですが、この試合のように新加入選手や期待の若手が結果を残してくれると少しは期待が持てます。それを楽しみにしたいですね。

アッレグリの首ももう少しは繋がりそうですし、何とか結果を残してもらいたいものです。毎試合新しい事を試しているので楽しみにしたいです。
もう少し耐えよう!!

FORZA MILAN !!



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*首元の涼しいアッレグリ。自分的には続行して欲しいです。。。

今シーズン1発目のブログとなりました。
皆様新シーズン明けましておめでとうございます。今シーズンもよろしくお願いいたします。
皆様もご存じのとおり今シーズンのミランはかなりの戦力ダウンからのスタートとなりました。アッレグリ体制になって3シーズン目。今年は試練の年です。開幕早々ホームで2連敗し暗雲立ち込めるスタートとなりましたが、今年も精一杯ミランを応援していきたいと思います。

◎CLの遺伝子
昨年とは全く違う新チームでのスタートとなりました。キーマンがいなくなり戦術的なオプションのほとんどがなくなった今、内容を求める時期ではないと私は考えます。今必要なのは結果のみ。しかしながら結果が伴わない現状では何かを大きく変えなければならないかもしれません。それが監督交代になってしまうのかもしれませんね。しかし、アッレグリの後釜にまともな監督がいない現状で交代するのは愚策でしょう。ある意味イブラとカッサーノがいなくなり、アッレグリのやりたいフットボールが自由に表現できる状態になった今は我慢するべきであると私は考えます。
この試合では久々にミランの勝者のメンタリティを見る事が出来ました。ベテランが去り、ほとんどの選手がここ数年でミランに加入した選手ばかりの現状で、このメンタリティを見せてくれたのは本当に嬉しかったです。試合を通して良く走っていたし、機を見つけては全力で点を獲りにいっていました。結果が伴わなかったのが本当に残念ですが、勝ち始めれば少しは安心できそうな気がします。あとはロッカールームで諍いが起きない事を祈りつつ長い目で見続けましょう。

◎新戦力と既存選手の成長
デヨンクの獲得はスマッシュヒットですね。ミランに入りまだ3試合目ですがかなりの存在感を見せてくれています。ファンボメルとは少しタイプが異なりますが、彼以上にパスカットや潰しが上手い。パスも散らせますし、近くにテクニカルな選手を置けば中盤は安心出来そうです。この試合ではフラミニとノチェリーノというパスの下手な選手と組まされていたために、無理に前線を通そうとするパスが多かったですが、そのうち何本かは効果的なパスになっていました。このまま順調にフィットして欲しいです。
この試合のエルシャーラウィは途中交代で試合の流れを変えました。もしこの試合で結果を出せていれば一気に自信を持てていたのかもしれませんね。ボールキープが上手いですし、密集の中でも縦への仕掛けが出来る大胆さを持っています。ちょっと自分で行きすぎる所もありますが、周りとの共存が上手くいけばもっと成長出来るでしょう。とても楽しみですね。
そしてもう一人がデシリオ。
プリマヴェーラ上がりのこの若者には将来性を感じます。マルディーニの後継者とも言われているデシリオは大事に育てて欲しいです。クロスの精度に光るものがあり、上下動も1試合できる。後は守備面が成長出来れば文句なしですね。今シーズン楽しみな一人です。

◎戦術の模索
ミランの選手達がここ数試合ごとに新しいチャレンジを試みていることがわかります。システムも4-3-1-2や4-4-2ボックスや4-2-3-1や3-5-2などを使い分けているようです。選手たちがチームプレーに徹しているため、様々なオプションが見て取れます。しかし、残念ながら強力な戦術は見えてきません。現状の1トップがパッツィーニである以上、昨年までの攻撃パターンは全く使えません。現在で最も有効的なのがミドルシュートをひたすら打ち続けて、そのこぼれにFWが反応する事。もはや戦術とは言えないレベルですけどね・・・。
現チームでアイデアを豊富に持っている選手が少ないために意外性のあるプレーがないのですが、前線で1タッチプレーを繰り返して崩していく事が出来れば、ボアテング、エルシャーラウィ、パッツィーニ辺りは活きてくるでしょう。そんなプレーがもっと見たいです。個の力で押し切れない事をもっと理解してプレーして欲しいですね。特にボアテングにはそう思います。


なかなかキツイスタートになってしまいましたが、私はミランの力を信じています。
ミランにあるメンタリティは選手達を成長させてくれるはずです。
ミランは勝たなければいけません。
勝つからミランなんです。
辛い時こそ試合を見続けようと思います。
皆さんも一緒に応援しましょう!!


FORZA MILAN !!!
VINCERAI  !!!