2011年12月アーカイブ

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*久しぶりのPKなしでの得点を決めたイブラ。これでリーグ戦5試合連続得点です。

クリスマスブレイク前の最後の試合。ピッチの上では休暇に気を取られて浮かれた選手たちがいまいち気合いの入りきらない状態でのプレーが見えました(笑)それでも勝ちきる所が素晴らしい。強い雨風の影響で随分とやりずらそうに見えましたが流石のミラン。テクニックでカリアリをいなしていましたね。


◎ゼロトップシステム
良い攻撃が出来ている時間帯のミランの攻撃は様々なメソッドを使い分けて攻撃しているように見えました。良く使うのがイブラが前線に張り付いてそこを起点にパスワークでラインを崩すやり方など。それらとは別に昨日は新たなメソッドが見えました。ズラタンが意識してセンターサークル付近まで戻ってきてそこを起点としてノチェリーノ、ボアテング、ロビーニョがゴール前に走りこんでくるやり方です。これは昔スパレッティが率いていた時のローマがやっていたいわゆるゼロトップシステムに近いやり方です。豊富な運動量を持つ3人が織りなすダイナミックな攻撃は見ていてわくわくしましたし、それに最も可能性を感じる攻撃メソッドだとも思いました。1点目のシーンがまさにこのメソッドでの得点でした。クリスマスブレイク前に良い形を見せてもらえたのはファンとしては嬉しい限りです。後は休暇後にしっかりと良い準備をして後半戦に臨んで欲しいものです。

◎神様、仏様、シウバ様
チアゴシウバの安定感が半端ないです。
彼がいなかったらミランはここまで前掛かりに攻撃できないでしょうし、カウンターによる失点ももっと増える事でしょう。全てのテクニックを持つ彼が後ろに控えているからこその今のミランだと思います。この試合でもカウンターを喰らった場面で彼がマークに付いていると絶対的な安心感を感じました。そして必ずそのカウンターを潰していました。怪我も少ないですし、彼の相方にピッタリな選手が早いうちに加入してくれればCLでも結果を残すことは簡単になるでしょうね。ベルルスコーニは攻撃的でテクニカルな選手を好み、DFにはなかなかお金を使おうとはしない人ですが、出来るだけ早いうちに長く使えるシウバの相方を見つけて欲しいです。ネスタがいる間は彼で十分ですがね。

◎出ていく選手、欲しい選手。
タイウォはもう駄目かもしれませんね・・・。左足しか使えない彼を見ていると、ビルドアップも出来ない、プレーも単調、守備も危なっかしいと良いとこなしです。高いポテンシャルを持った選手なんでしょうが片足しか使わない選手がいられるほどミランは甘くないです。テクニックを非常に重んじるチームだからこそ彼の様なタイプは使えませんね。
それに引き換えカリアリのナインゴラン選手。彼はいいですね!!一時期噂にも上がっていた彼はアッレグリの教え子でもあります。とてもダイナミックな前線への飛び込みもあり、守備もそつなくこなし、足元のテクニックにも優れています。この試合では左サイドハーフに入っていましたが確か彼はもともとサイドバックの選手のはず。ぜひとも獲得に動いて欲しいです。


この試合では珍しくポゼッション、シュート数など全ての数字で負けていました。しかし、結果はミランの勝利。しかもその内容には圧倒的な差もありました。こうゆうゲームを見ていると、日を追うごとに進化しているミランのフットボールが面白くて仕方がありません♪2011年はミランにとって素晴らしい一年でした。来年はもっと良い年になるように願っています。
それではミラニスタの皆さま♪メリークリスマス♪
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*良くも悪くも目立ってしまった''大統領''セードルフ。
ミドルを決めた場面ではキレのある動きで見事なプレーを魅せました。

この試合を観戦した多くの人が思っている事ですが主審の判定が全てを壊しました。ジャッジミスが多く、選手達のいらだちがラフプレーを起こし試合が荒々しいものとなってしまいました。ミランにとっては少し幸運だったかもしれませんが、試合後のアッレグリが会見で言っているようにお互いに不利な判定があったと私も思います。それでも得したのはミランでしたが(苦笑)

◎やる気に満ち溢れたボローニャ
この試合のボローニャの選手達のガッツあふれるプレーは素晴らしかったです。90分間ハードワークをしてミランのパスミスを誘発していました。前線から全力でのハイプレス、ボールを奪ったらすばやいカウンター、イブラやパトには必ず複数人のマークが付き自由にさせない、そしてそれを90分間続けた素晴らしい集中力には賛辞を送りたいです。FWのディバイオは常にミランDFの嫌な所を突き続けてミスを誘っていましたね。珍しくチアゴシウバが判断ミスをした為に彼にもゴールが生まれていました。ターンオーバーで戦ったCLが無駄に思えるくらいミランは苦しみました。

◎チアゴシウバとアメーリアのミス
フットボールはミスが生まれるためにゴールも生まれます。いかにミスをしないかが大切なのですがこの試合では2つもミスが生まれてしまいました。チアゴシウバの判断ミスとアメーリアの反応が遅れたミス。ミスはしょうがないですが2つとも点に結びついてしまったのが不運でした。アメーリアのミスは他のGKなら防げたはずのミスだったために悔やまれます。せっかくチャンスをもらっているのだから精いっぱい頑張って欲しいですがね。

◎ポゼッションとはなんぞや
ミランのフットボールの特徴はボールを常に保持しながらゆっくりと相手の守備を破壊していくものです。そのために必要なのがボールポゼッションです。つまりパス、トラップ、フリーランが大切だという事です。現代のフットボールでは時間的余裕が少ないために一瞬の判断で正確なプレーをチョイスする事が本当に大切です。この試合ではそれが出来ていませんでした。パスが流れて、トラップが乱れ、パスコースを作る動きがおざなりになってしまう。この試合のパス成功率は今季の試合でも最低レベルではなかったでしょうか。相手がハイプレスを仕掛けてくる事は試合前からわかっていて、中盤にテクニカルな選手を配置しているにも関わらずのこの体たらく。ゆっくり前へ進めばいい場面で急いでしまったり、カウンターの場面でゆっくりつないでしまったり。CLを優勝した頃のシステマティックなビルドアップが懐かしいです・・・。
現在のミランの選手達はここ2年でかき集めた選手たちが多く、時折皆がバラバラな意識を持っている時が多々あります。ウィンターブレイクまで後2試合ありますがその後にしっかりと良い練習をしてここら辺の意思統一はしっかりやって欲しいです。

ミスの多かったこの試合ではこの結果は良しとするべきでしょうか。
しかし、この試合のボローニャを見ているとセリエのレベルがまた戻りつつある事を感じます。CLでもミラン、インテル、ナポリと、3チームが決勝トーナメントに進んだ国はイタリアのみです。経済的な問題で2000年初頭のようなセリエ黄金期に戻る事は不可能だとは思いますが、またあの頃のように熱気あふれるスタジアムの雰囲気が戻ってきて欲しいと思います。あの頃はいつ見てもスタジアムが満席で素晴らしい雰囲気がテレビを通じて伝わってきました。今のブンデスリーガがまさにその状態ですね。ビックゲームにしか客の入らないサンシーロはオールドファンにとってさびしい限りです・・・
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*出場機会の少ない+今後の進退がかかっているメンバー

CLのグループリーグ突破と順位が決まっているいわゆる消化試合であるこの試合、アッレグリは面白いスタメンで臨んできました。ここでフルメンバーを出されても逆に面白くない試合。普段見れない選手たちが見れてとても楽しめました。せっかくなんで試合よりも選手達の雑感を書きたいと思います。

GKアメーリア。
彼はアッビアーティの後釜でもあり、多くのミラニスタがそのパフォーマンスに期待しています。一刻でも早くスタメンの座を奪いとって欲しい所。この試合では危なげなくその実力を発揮していました。しかし、今回の2失点を見てもこの人にはツキがない・・・。実力はあるしミスも少ないがなぜか試合で勝てない。

DF デ・シリオ
この人は18歳で実力的に出場機会に恵まれていない人。試合開始から危なっかしいプレイが続くもその後は安定。しかしアバーテに比べると全てが劣る。この試合では意欲も感じたし自分的には好印象。若さも相まってレンタルで修業後に期待かな。

DF メクセス
安定感はあるがジェペスと同じ感じ。足が遅いし、パスセンスなし。ネスタに比べるとかなり落ちるし年齢的にもこれ以上の成長は難しいかな。ジェペスの後釜にしては豪華すぎるかもしれません・・・。もう少し試合勘が戻ってから見てみたいかな。

DF タイウォ
守備駄目、クロス駄目。今年出場機会がちょこちょこありましたが結果残せず。噂のあるブレーメン行きが濃厚かも・・・。パワーはあるんだけどなぁ、ミドル打てないし精度も悪いし。残念。

MF ノチェリーノ
飛び出しはいい。チェイスもいい。守備が駄目。パスも駄目。ただ結果を残してはいるので今後も残るとは思いますがちょっとミランレベルではないかも。ポゼッション重視の試合ではアッレグリも起用してない所を見るともう少し頑張って欲しいですね。私の見方が厳しすぎるだけかな(笑)

MF チアゴ・シウバ
これはファンボメルの後釜も含めていいテストだと思います。足元上手いし、タックルもうまい、センスにあふれる選手なのでミランではDFでやはりやっていって欲しいが、昨日の様な戦い方でアンカーに入ると変形3バックの攻撃的な布陣もオプションとして使えるために今後もアンカーはやってみて欲しい。ただ現時点ではちょっと厳しいです。左右のサイドバックに攻撃的な選手がいるとかなり活きそうな雰囲気はありました。この選手があと二人いたらミランも安泰なんですがね・・・。

MF エマニュエルソン
とても器用な選手ですね。運動量もそこそこあるのでサブにはいて欲しい存在。ただしプレーを見ていると何が何でもスタメン定着するんだという気迫は感じられず、少し残念。低いレベルですが安定感はあるのでサブで覚醒待ちですね。

MF クリスタンテ
私も初めて存在を知った16歳。この試合に呼ばれたという事はアッレグリには何か期待するものがあったとは思いますが、昨日のゲームを見る限りではミスを恐れて自分の特徴を出せずにモジモジしているように見えました。ミランで16歳でトップデビューしたのはマルディーニ以来な気もするので今後の成長に期待。昨日の試合では彼の特徴は全く分からず。

FW ロビーニョ
ビルドアップに絡むのはいい。しかしあなたはFWなのでしっかりと決める所は決めて下さい。来年からレンタルでサントス行きが濃厚かな。テべスが決まればの話ですが。私としては助っ人ブラジル人としてミランに来ている以上得点力のない外国人選手は必要ないと思っています。年俸も高いし。いい選手ですがあまりにも点が決められず残念です。昨日はめずらしく入れましたがね(笑)


めぼしい所でこんなところでしょうか。
ブレイクする可能性のある即戦力がいなかった所が非常に残念。ディダクやメルケルがレンタル先でいい仕事をしているようなので彼らに期待かな。クリスタンテなんか昨日のチャンスを活かして欲しかったなぁ。若いんだからミスしてもいいのに。
以上、独断と偏見だらけの選手評でした~
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*この二人のお陰でミランは勝ててますね。本当に抜群の安定感です。

最近俳優業が忙しくてブログ更新が遅れています。やっとある程度の目処が立ったので今後は更新が早くなると思います。バルサ戦は個人的なテンションの問題で割愛させていただきました(笑)

ミランはキエーボに9連勝中。しかし、鬼門のCL明け。CL明けはわかりやすい位にパフォーマンスが落ちますからね・・・。しかし、きっちりやってくれました!!

◎素晴らしいコンディション調整
開始早々キエーボは気持ち前掛かりなポジショニング。CL明けのミランは動けないと踏んでいたのでしょうか。しかし、かなりコンディションがよさそうなミラン。キエーボの前からプレスをすばやいパスワークで軽くいなしてました。ボール回しに対応できず中途半端なポジショニングはミランの恰好の餌食となっていました。相変わらずの左攻めからチャンスを量産。前半だけで4得点とCLの鬱憤を晴らすかのようなゴールショーで前半で試合を決定づけました。
後半にキエーボはDFを修正。DFとMFの距離を短く保ち、バイタルエリアに入れないようなポジショニングを取るがそれでもミランは崩していました。完全に格の違いを見せつけていましたね。後半は圧倒的なポゼッションを取り省エネモード。簡単な試合になりました。

◎伸び悩む若手
後半77分から投入されたエルシャーラウィですがいいとこなしでした。ボールタッチ数も少なくすべてワンタッチではたいていたせいか、彼の特徴が見えませんでした。左サイドが好きなようでずっと左に張っていましたがタイミングを見て中央に位置どれる時があったにもかかわらずなかなかボールに絡めない。本人はレンタル移籍を拒否しているようで試合に出れなくてもミランで練習することを望んでいるようです。確かにパトやインザーギといったお手本が近くにいた方が彼にとってはいいかもしれませんね。あまりドリブルを仕掛けないのはもしかしたら遠慮してるのかな?だとしたらFWらしくミスしてもいいから積極的な姿勢を見せて欲しいです。まだまだ若手なので安定感よりも爆発力を見せて欲しいものです。シュートセンスには光る所があるのでもっともっとシュートを強引に狙って欲しいです。イブラ親分にビビってるのかなぁ・・・


今回の勝利で2位まで浮上。1位のユーベとも2ポイント差と射程圏内。折り返しまでに1位になりたいところです。コンディションもかなり上がってきたようなので年末年始でがっつりポイントを稼いで欲しいものです。
ちなみに次節は金曜のナイトゲーム。めずらしいですね。皆様お間違えなく~