ピノッキオの大冒険

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ミランのオーナーでイタリアの首相でもあるシルビオ・ベルルスコーニ氏が、ミランの試合内容に不満を示すコメントを残したことを受け、レオナルド監督はベルルスコーニ氏の意向であれば、今すぐにでもクラブを去る覚悟ができていることを表明した。

「わたしが(選手時代も含めて)このクラブに来てから13年になる。オーナーの『クラブを去れ』という一言は、何にも勝るものだ。契約上の問題などない。クラブが2人の監督に給与を支払わなければならないなどということにはならない」

レオナルドは就任してから一貫してオーナーの意向を尊重してきました。
独裁ともいえるミランのオーナーはチーム構成や戦術までにも口出しをしてきますし、臨時監督ともいえるレオナルドの立場から言えばオーナーの操り人形を演じることでオーナーと適切な距離感を保ち続けていたと思います。

そんな操り人形がピノッキオになり意思を持って取った行動があります。
今現在のミランのフォーメーションです。

ベルルスコーニは極端なほど4-4-2のフォーメーションに傾倒しています。それはアンチェロッティが監督のころから言い続けていました。TOP下を置く形の4-4-2が大好きなのです。
開幕当初はそれにならってフォーメーションを敷いていました。しかしピノッキオは自分で考え、ロナウジーニョをより生かせる4-3-3のフォーメーションを試してみました。これがまた大当たり。
ミランはスペクタクルなフットボールを繰り返し、オーナーもそれに甘んじることで不協和音が聞こえてくる事はありませんでした。

しかし、最近なかなか勝てなくなってくると「ほれ見た事か」とばかりにオーナーはレオナルドに責任を押しつけはじめました。勝てないのは監督のせいと言わんばかりのコメントを言い始めたのです。

確かにレオナルドの采配ミスで落としたと思われる試合も数試合ありましたが、彼はあくまでも臨時、もしくは未経験の新人監督。多少は多めに見ていました。しかし、オーナーはそれを許しません。

そこでレオナルドの上記の発言です。
賢い大人の発言でそこには色々な意味が含まれているように私には聞こえます。
ただ、ミランの監督であれば時にはピノッキオになり続けて欲しいものです。みんなの言う事も聞かずに我儘な所を多少は貫いて欲しいです。

一つ残念なのはべルルスコーニはゼペット爺さんのようにピノッキオを愛してくれないところですね(笑)

ゼペット爺さんのように大きな愛で一人前の監督(人間)にしてあげて欲しいものです。ピノッキオと違い、レオナルドの振る舞いや発言はとてもミランらしい上品なものであるのですから。

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このページは、キャプテンが2010年2月21日 17:01に書いたブログ記事です。

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